2011年12月 例会(開催日:2011-12-15)
乾杯 山内 靖雄さん
12月例会は、15日午後6時30分より東京第一ホテルで開催されました。
冒頭、大脇会長より、今年一年を振り返る挨拶があり、同時に先般の運営委員会で次期会長候補に山内靖夫さんを選出し、ご本人から内諾を得た旨発表がありました。
引き続いて、ゲストタイムとなりましたが今回は南山大学の落語研究会から3名の学生さんにお越しいただきました。
最初は春眠亭夢奏さんの「二人癖」です。二人の登場人物が物言いの癖を直し合おうと、禁句を言ったら1円罰金などとルールを作りますが、なんとか相手に禁句を言わそうと策を弄し掛け合う様を見事に演じられました。夢奏さんは1年生だそうですが将来が楽しみです。
お二人目は本日の紅一点、恋私亭桃香さんの「猫と金魚」です。大店の旦那が可愛がっている金魚を隣の猫に食べられてしまうので、これを退治しようと手を尽くしますが、頼みの豪傑もネコには弱く、最後は猫にしてやられるというお話しを熱演されました。
本日のトリは4年生の松亭魔輝さんの「高砂や」です。仲人を引き受けた主人公が、高砂や〜と縁起のいい謡を披露することとなってのひと悶着を、観衆を魅了する見事な話術でお話しされました。さすが4年生!!と感心しきりの中で歳末寄席もお開きとなりました。