2009年11月 例会(開催日:2009-11-16)
11月の第3木曜日といえば、ボージョレヌーヴォーの解禁日。南山経済人クラブでも例年趣向を凝らした例会を開催していますが、今年はサントリーワインインターナショナル株式会社のご協力で、同社のスペシャリスト久保將(くぼまさし)さんからボージョレヌーヴォー(ジョルジュ・デュブッフワイナリー)2種類と、シャンパンスパークリング2種類のテイスティングさせていただきながらの歴史や製法、逸話をおききしました。
そもそもヌーヴォーは、ボージョレの農民が収穫を祝ったのが始まりとされ、今日のようにブームになったのは、80年代後半のバブル期でした。その後バブル崩壊とともに衰退したものの、97年ごろからの赤ワインブームで復活し、現在では販売数量もバブル期を上回るほどだそうです。
特に、2009年は50年に一度の出来ということで、久保さんが敬愛する名醸造家でボージョレの帝王と呼ばれるジョルジュ・デュブッフ氏も「最高の出来栄え」と語っていたそうです。(久保さんはこの日も、翌日もデュブッフ氏とイベントでご一緒だったそうです。)
会場のテーブルには、トールグラスが一人に4つずつ準備され、次々と注がれるおいしいワインに一同酔いしれたひとときでした。
久保さんからテイスティング用を十分にご提供いただいたおかげで、別途準備したワインに手をつけなかったため、急きょ抽選会を開催、幸運を射止めた8名のメンバーは二重の楽しみに酔っておられました。
ちなみに、久保さんからは「ご参加いただいたメンバーの方々の雰囲気が素晴らしかったです。終了後の質問も本当に活発で、自由闊達な大学の卒業生だなあと感心いたしました。」とのメールを頂戴しました。また、名古屋名物「エビフライ」に合うワインとして“ビニャマイポシャルドネ2009(チリ、白辛口940円)”“カステルシャルドネ2008(仏、白辛口900円)をご紹介いただきました。(ユニーで入手可能とのこと)ぜひ一度お試しください。 なお、今回は6名の女性オブザーバーの参加や、太田さんからメンバーへのサプライズプレゼントでボーカリストRIRIKOさんのシャンソンと、盛沢山の華やいだ例会になりました。