去る５ 月１７日には、普段のアパホテルを飛び出し、昨今、再開発が目覚ましい名古屋駅前に、今春グランドオープンしたミッドランドスクエアのホールでの５月度の例会が開催されました。
会場が通常例会と異なるため、１９時の開会に先立ち、出席された方から順に着席しての、お弁当・夕食タイムがもたれました。
例会は大竹喜一郎例会委員の司会で始められ、冒頭には、大脇始会長が挨拶をされました。
続いて、九鬼会員委員長から新入会員の鈴木結加里（大４３）さんのご紹介があり、ご本人の自己紹介がありました。
次に、この例会開催にお骨折りいただいた水野茂さん（大２０）からゲストのご紹介をしていただき、トヨタ自動車株式会社名古屋総務部総務人事室長の有村秀一さんと同じく総務人事室庶務グループ長の佐々木彰一さんにお話をしていただきました。
テーマは、①ミッドランドスクエアの概要　②トヨタ自動車のフロアの概要　③ミッドランドスクエアへの移転プロジェクトについてでした。
ミッドランドスクエアは、地上４７階・高さ２４７ｍと中部地方一の高さを誇り、２階建てのシースルーエレベーター（世界初）がインパクトを与える名古屋駅前のランドマークタワーです。環境にとても配慮され、また大地震にも耐えられる制振構造になっているそうです。
トヨタ自動車株式会社は、１７階から４０階までのフロアに入居し、国内営業・海外営業の拠点として用いておられ、天井高２.９ｍの開放的な空間で、３０００人弱の社員の方々が快適に働ける素晴らしい環境のオフィスとされました。
移転プロジェクトは、まず社員に「捨ててもらうこと」から始められたそうで、業者に数百万円支払い分別を依頼しても、数千万円かかるトラック輸送量が減り、結果としてコストダウンになったとのこと。段ボール箱３万箱、トラック１０００台の引越しは、引越し業者の経験とトヨタ自動車お得意の「カイゼン」により実に緻密に計画をされて、引越しは昨年末から年始にかけて、事前にリハーサルをしているという念の入れようには感心しました。事故も大きなトラブルもなく無事移転され正月５日から通常業務ができたそうです
。 　閉会の後は通常にはない居酒屋での２次会を設営して会員の懇親を深めましたが、今回は、いつもと会場も違い、講話も場所にあったタイムリーな内容であったためか、参加会員が７０名以上と熱気に満ち溢れた有意義な例会を、もつことができました。